大都会全線停車

とうらぶの二次創作描きたい

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ハリー・ポッターと呪いの子(J・K・ローリングほか)

『死の秘宝』を読破し、作品の完結に立ちあってから7年……。
映画も全編見終え、これで新しいシリーズとはもう出会えないのかと感慨深く思っていたが、そんなことはなかった!
脚本であり小説形式ではないとはいえ、再びハリー・ポッターの世界に往年の読者たちを引きずり込んでいったのだ。


何度も別記事で書いてきたが、話の導入自体は「伝説となった父親とその影響力に苦しむ息子」という、『BORUTO』そのものである。
物語の終着点ではわかりあえているという点も。
第一幕では大人になったハリーたちや変わらぬ魔法世界を充分に楽しめ、
第二幕では現在まで改変されて物語全体を薄気味悪さが包み、
第三幕ではついに闇が世界を覆い、
第四幕ではその闇は撃ち滅ぼされる。

見所は何と言ってもマルフォイ(ドラコ)がハリーたちと段々と手を取り合っていくところだろう。
デルフィーの存在が知れたときの臨時総会でハリーたちとともに壇上に登り、ハリーとともに父親であることの苦しみを分かち合い、そして最後にはみなで強敵に立ち向かう仲となった。
少年時代(それもローティーン)の彼の姿からは想像もつかないような成長ぶりだ。父母の言いなりだったあの頃と決別し、彼は新たな家族を得、それを守るために誹りに耐えてきた。
ただわかってやれなかったのは、息子の心の内のみ……。だがそれも今は解消された。マルフォイ家は幸福な家庭として続いていくだろう。最早嘗ての死喰い人の家系ではない。


肖像画ではあるがダンブルドアと再び話せたり、改変された時間軸でスネイプが出てきたりと、この物語では既に物故者となっている登場人物が再登場するのはファンとしては嬉しい限り。
日本の小説なら(ジャンル問わず)本編では描写されなかったストーリーが番外編で書かれたりするのだが……。

実際に舞台で演じられたものの脚本なので、展開がとても速いのが惜しいところ。
すぐ読めるという点に関しては申し分がないのだが、やはり小説という形態でどっぷりと物語に浸りたかったという思いもある。
アルバスとスコーピウスの学校生活だとか、その間ジェームズやローズはどうしていたのだとか、「新しい世代」の今をもうちょっと書いてほしかったな。先生になったネビルも見てみたかったww

是非本作をマッシュアップして、小説としてもう一度世に出してほしい。
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プロフィール

如意自在

Author:如意自在
某大都会県在住です。
もう勉強しなくてもいいということに咽び泣く。

本の感想:歴史ものと推理ものがメイン……のはず。
絵:少年漫画(ジャンプ)に感化されたものが多いです。

世界ふしぎ発見!マニア。2002年5月25日以降のデータは保存済み。
オカルトとかも好きです。あの胡散臭さがたまらない。

現在無双OROCHI2(PSP版)をプレイ中。
げんきっき!


以下、好きなもの。
人文科学、自然科学。このへんはストライクゾーンが広いです。

人文科学は本好きなので、そこから得た知識だったり、博物館・美術館に実際に行ったり。
歴史を好きになったきっかけは吉川豊先生の漫画かな?

自然科学のほうも博物館通いとNHKスペシャルの賜物ですね。
『生命』と『地球大進化』は名作。
短いのだと『恐竜vsほ乳類』かな。
物理・化学系は苦手ながらもあさりよしとお先生の著作で頑張って勉強してます。


少年漫画:90年代のジャンプ漫画を中心にそれ以降の作品がメイン。
ベストはるろうに剣心、次点で封神演義。BLEACHとか銀魂とかからもかなり影響受けてますね。
大元を突き詰めればドラゴンボール。かめはめ波の練習はやるよね!?

音楽:浜崎あゆみ、ALI PROJECT、Sound Horizon。
その他アニソン。

小説:司馬遼太郎、京極夏彦あたりがドストライク。
女性作家の文章よりは男性作家の文章のほうが好み。


(ΦωΦ)<猫好きです!
2014122904.jpg


好きなアニメ会社
京アニ、P.A.、A-1、J.C.、I.Gなど。


リアルでは話しかけづらい空気を醸し出しているらしい……ですがそんなことはないので、お気軽にどうぞ!

また思いついたら何か書きます。


最終更新日
2016年2月7日

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